Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」569 2014.4/23
 
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  今週のシトラス
 
「えいおん!」
 
 最近ほとんど、
「休みの日には雨が降る」という、
個人的マーフィーの法則にとりつかれ、
前回は近場で我慢(タダ券があったの
で、いつもの温泉で入浴+漫画三昧)
したのですが、今日は晴天なので、
昼からでかけました。いつもなら
バーガーキングで昼食とか、サイゼリア
とかするのですが、月末に至って、
バニーホーン(兎に角)お金がないっ!
 
 原因は下のコラムなのですが、あとは
すき家がいつまで立っても再開店しない
ということも遠因です。
再オープンが4月23日というので、
楽しみにしていたのですが、なんと
6月上旬に変更(哀)。
同時にスタッフ募集のポスターも貼って
ありましたので、よっぽど人が集まら
ないんだな。と思います。
 
 冷凍ご飯を昼夕2食もって行ったり、
自衛はしているのですが、余りにも
切り詰めていると、なんか反動がでて
しまい、つい630円の弁当とかを買って
いたりします。反省。
同僚の独身青年がみるみる痩せて行く
ので、聞いてみると、やはりこれが
原因との事。
彼が栄養失調で死んだらどうするんだ!
「健康で文化的な最低限の生活」が
おくれる様に、安倍首相には是非
適切な指導をしていただきたい。
すき家問題は、国民の死活問題だ、
すきやばし次郎で寿司喰ってる場合じゃ
ねえぞ!(この親父ギャグが言いた
かった(笑))
 
 さて平日というのにイオンは相変わ
らずの人出で、休憩所に腰掛けて通り
過ぎる客を見ていると、流石に年金世代
が多いですが、若い親子連れも結構おり
ます。赤ちゃんとお母さん。そのまた
お母さん(実母か?義母か?)の
3人連れも多いですね。
 
 イオンといえば、もうジャスコという
店名はほとんど残っていないですね。
スティービーワンダーの
「I just call to say I love you」に
引っ掛けたネタももう使えなくなりそう
(アイ ジャスコ 西友 ヨーカドー
(笑))。
「下妻物語(深田恭子と土屋アンナが
本当に良かったけど、原作小説もすごく
いい)」で、地方の若者は、ほとんどの
買い物と娯楽をジャスコで済ませる。
という話には大きく頷いたものです
(中学の時、初めて出来たダイエーに
自転車で遊びにいったわし)。
 
 ネットを見ていたら、
「ベトナムにイオンが初進出!」という
記事があり、現地の人が興奮の書き込み
をしているのが、写真と共に紹介されて
いました。
私も30年前に初めてアメリカで巨大
ショッピングモールに行った時は、
かなりびっくりしましたが(向こうのは
スケートリンクがあったりする)、
その後日本の各地に出来た、郊外型の
大型ショッピングモールと、寸分違わぬ
ものが、写真には掲載されており、
冒頭でいきなり、
「駐車場が無料!」
なるほど、イオンをアミューズメント
パークと捉えれば、駐車料金があっても
不思議ではないわけで。
私達がかつて
「スーパーマーケット」という言葉に
感じた
「アメリカ文化の象徴」と、よく似た
性質のものを、ベトナムの皆さんは、
イオンに
「日本的文化の象徴」として受け取って
おられるようで、商品の品揃いや、
フードコートの出店も日本そのまま
です。
讃岐うどんとか、たこ焼きとか。
 
 一番人気はパック寿司で、どうやら
ベトナムでは他の外国と同じく、寿司は
「美味しいけど高級な食べ物」と認識
されているようです。今回のイオンでは
結構ちゃんとした上寿司っぽいのが、
日本円で400円位。日本より安いじゃ
ないか!
まあ経済が好調とはいえ、400円は
結構な金額なのかもしれませんが
(今のあたしも(涙))、従来の寿司に
比べれば、かなり衝撃的低価格だった
様で、長蛇の列で
「お一人様20貫まで」とか。
 
 ダイソーもあるみたいで、買い物して
ご飯食べて、映画見て(シネコンもある
みたい)、もう一日楽しんでいるみたい
です。サイゴンからはちょっと離れた
郊外に出来たようで、
「ちょっと遠いけど、絶対行く!」とか
いう書き込みもありました。
「妻が”ちょっとイオン行って来る”と
言って朝出かけたまま、夜になっても
帰ってこない」というのも。
 
 ベトナムは今最も成長している、
東南アジアの国で、これからも日本の
文化には敏感にウォッチしてくれると
思いますので、日本の若者ファッション
(ユニクロとかはあるのもしれない
けど)とか、サブカル系の出店がもっと
あると、いいんじゃないかと思います。
「まんだらけ」とか、どうなのかな?
「ビレッジバンガード」とかも受けそう
 
 
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  ナゴヤからの手紙  2014.4/23
 
「還暦」
 
 4月にとうとう60になりました。
特に誰も祝ってくれるわけではない
ですが(子供がフィギュアをくれた(笑)
千石撫子(喜))、同年代の友達A、Bと、
三河湾方面にでかけました。
場所が蒲郡市近郊の、三ヶ根山の山頂に
近いホテル。名古屋近辺の人にとっては
風光明媚な丘陵と三河湾の、のどかな
風景が楽しめるところです。
 
 例によって、世界のスーパーカブに
乗って出かける事にしたのですが、
こうなると心配なのは天候。なにしろ
「休みの日には雨が降る」最近の私です
ので、随分前から天気予報が気になる。
どうやら小雨がふるかも?な状態ですが
もう思い切ってカブで出発です。
 
 家の前の302号線から、
23号線→知立バイパス→岡崎バイパス
と、カブも60km/hで走れる、誠に
ありがたい、信号のない国道で、家から
蒲郡までは本当に近い感じです。
ところが、前日に気づいたのですが、
なんと目的地が三ヶ根山頂にあるため、
「三ヶ根山スカイウェイ」を通らねばな
らず、この道路が一般自動車道である
ため、125cc以下のバイクは通行でき
ないのです。
去年の旅の時の伊賀忍者の末裔ポリスに
保護されたトラウマが蘇り、こりゃ
困った事になったと前夜にジタバタ
しました。
結局当日昼に飯を食う約束をした、
蒲郡の友人Cの家にバイクを駐輪させて
貰い、三ヶ根に泊まる友人Bに蒲郡まで
迎えに来てもらうという、ちょっと
お大尽様な計画になりました。
 
 で、蒲郡に着いたのですが、友人C
との待ち合わせまでに、ちょっと時間が
あったので、前日蒲郡近辺をGoogle
Mapで検索した時に発見した、読めない
名前の神社に行ってみる事にしました。
検索したら、
「素さ(淺という字のさんずいのない
字の下に皿)鳴神社」で、つまり
スサノオと読む様です。
私も古事記とか好きなんですが、普通は
「須佐之男命」ですので、まさかこうも
漢字表記するとは思いませんでした。
まあ万葉仮名的というか、暴走族的と
いうか(笑)、当時は仮名がないので、
日本語の発音を無理やり漢音にあて
はめて表記したのですから、色々あって
当たり前でしょう。
検索しても全国各地のスサノオ神社は
色々な漢字になっています。
 
 須佐之男命と言えば、天照大御神の弟
かなりのやんちゃで、姉の機織り工房を
めちゃくちゃにしたり、織姫たちに
ちょっかいかけたり(ショックで死ん
じゃった子も(悲))、あまつさえ
うんこを投げ込んだり(文中に食事中に
は…遅いって(笑))する悪行を繰り
広げて、ついに姉から体罰を受けて
追放。日本に降り立って、放浪中に
ヤマタノオロチを退治。オロチに、
人身御供にされかかっていた、
クシナダヒメを妻にして、日本最古の
短歌
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠(ごみ)
に 八重垣作る その八重垣を」と
いう歌を読んだことで有名です。
 
 この歌は、マイホーム主義の権化と
いうか、プライバシー尊重というか、
「8重の防壁(しかも4回も繰り返して
いる。これは呪術的なバリアなのかも
しれないな)の中で、俺は愛する妻と
一緒に暮らすのだ」という意味ですが、
奥様のクシナダ姫の立場からいうと、
いかに命の恩人とは言え、監禁?とか
思ってしまいます。
 
 まあ彼自身、愛娘スセリヒメを、
「こんにちは、僕親戚のものですが、
お嬢さんと付き合ってます。
お義父さん、すみませんが引退して、
僕に国を譲ってくださいな」という、
図々しい青年にかっ攫われる(しかも
娘は、白ウサギを助けたこの優しい青年
=オオクニヌシにぞっこん)という
結構残念な結果になるのですから、
神様にもいろいろ人生(神生)がある
ようです。
 
 姉のアマテラスが太陽神で、農業の
神でもあり、もちろん日本神話の頂点に
あるため、日本中の神社で祀られている
のに対し、スサノオはそれほど神社的
には、メジャーではありません。
「荒ぶる神=嵐の神=雨神=農耕神」
という連想から、農村で祀られた可能性
もありますが、やはり災害などを避ける
ため、あえて災害を起こす神を祀る。
という世界各地にある風習なのかも
しれません。
 
 支配者である兄に疎まれ、各地に
遠征に出された末、尾張で亡くなった
ヤマトタケルが焼津の戦で使用した
宝剣、三種の神器の一つ、草薙の剣が、
元々スサノオがヤマタノオロチの尻尾
から取り出した剣であることも、この
地方とのつながりを感じます。
梅原猛風にいうと、
「大和朝廷=アマテラス神に支配された
地方豪族の祀る祖先神がアマテラスの
下に神話として組み込まれていった」と
いう事になるわけで、スサノオは弟と
明記されていますので、最も初期に
(それもかなり抵抗した結果)大和族に
征服された豪族の氏神だったと思われ
ます。
 
 普通はスサノオが住んだという、
出雲の豪族と考えられますが、草薙の
剣を祀った名古屋の熱田神宮を氏神と
する尾張族も、かなり手強い氏族だった
のでしょう。スサノオはそういった、
中央へかなり独立心を残した氏族に
とっての、
「隠れアイドル」だったのかもしれ
ません。
ちなみにこの神社のある場所の地名は、
ちょっと他に類のない名前です。
スサノオとは関係ないとは思いますが。
日本にはいろんな地名があるもんだなあ
と思いました。
いずれは区画整理で、平凡な
「○○何丁目」になってしまうので
しょうけどね。
 
 さてGoogleMapに騙されながら
(なぜかヤマダ電機に誘導されていた
(笑))、はま寿司で蒲郡在住の友人Cと
昼食。その後彼の家で休息させて
貰って、3時頃に今夜宿泊する友人Cに
拾ってもらって、目的地に到着。
私としては、昨年の姪の結婚式以来の
豪華な夕食をいただき、つもる話
(60年も生きているといっぱい積もる
んだ、これが(笑))を3人でして宿泊。
 
 翌朝は小雨だったので、早めに出発
して帰りました。
いつまでカブで遠出出来るかわかり
ませんが(転んだら自転車じゃすまない
からね)、また暇を見つけて出かけたい
と思います。
次はUSJ(ハリーポッター)かな?
金貯めねば(汗)。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
「欲しいが」
 
 今回同行した友人が持ってきた新しい
アイテムが、結構面白いものでしたので
ご紹介します。
 
 昔から、録音オタという人々はおられ
ました。
戦後に現れた携帯テープレコーダー
(ソニーの通称”デンスケ”これは、
2つのリールが回る様が当時の喜劇俳優
のメガネから連想された)の登場で、
外に録音機を持って行き、色々な音を
録音するという趣味ですが、戦前から
あった写真趣味と並んで、好きな人は
結構のめり込む趣味でした。
 
 私が成人してからは、やはりソニーの
カセットデンスケD5というのが最高峰で
行きつけの電器店で下取り品が出た時に
(常連の方にその趣味の方が居られ、
メタルテープ対応のD5Mに買い替えた)
即断で購入したのでした。まあ独身貴族
とはそういうものです(遠い目)。
当時10万ぐらいしましたが、半額以下で
買えたのでラッキーでした。当時は
ステージ関係の仕事もしていたので、
記録用に重宝しました。当時の据え置き
カセットデッキに匹敵する高性能な
録音機でした。
 
 その後DATが登場します。当時は
「ダット(特有のイントネーション)」と
呼ばれましたが、私はこの言い方が
嫌いで、いちいち
「ディーエイティ」と言っていたっけ。
これは凄い高音質でしたが、テープが
高かった。
 
 その後は
「MDウォークマンPRO」というのを
使いましたね。録音も、音出しも、
ディスク入れ替えるだけで簡単に。
iPodの普及で、あっと言う間に廃れ
ましたが、あれはあれでいい規格でした
幕張メッセ(Mac EXPO)に行く夜行
高速バスの中でも、音楽とか落語を
聞いていたなあ。
 
 その後、そういう仕事からは離れた
ので、携帯録音機を新しく購入する事は
ありませんでしたが(貧乏だし(涙))、
当然その後の録音方式が、
ハードディスクレコーダー
→メモリレコーダーに進化したことは
知っています。
 
 で、今回彼が持ってきたのは、現時点
での進化形です。
CD品質を超える
24bit/96kHzのリニアPCMサウンド
での長時間録音に加え、なんと固定焦点
ながら、
1920 x 1080のフルHDムービー品質の
録画が出来、ストリーム配信まで出来る
ビデオカメラ内蔵です。
大きさは、昔のビデオカメラの1/3
程度。縦長のデザインで、ちょっと
バイノーラル(人間の頭を模したヘッド
で録音し、ヘッドホンで再生して最適な
音場で録音)を彷彿とさせる、丸い
ステレオマイクが組み込まれています。
下部にマイクスタンドやカメラ三脚に
つけられる穴が開いています。
単三電池2本で駆動、という辺りもgood
64GBのSDXCカードで記録できます。
どの位記録出来るか書いてありませんが
電池が無くなる方が早いのでは。
 
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■ZOOM ストリーミング機能搭載ハンディレコーダー ブラック Q2HD/B
 
 
 小さなコンサートを記録したものを、
Mac上で見せてもらいましたが、
iPhoneのヘッドフォンで聞いても、
結構いい音である事が確認できました。
彼のように主催者側である以外に、
これをコンサートの録音に使う事は
無理(映画館で映される、あの黒タイツ
カメラ男になっちゃう(笑)※)ですが、
鉄オタの方や、鳥の声録音趣味とかの
人には、夢の製品だと思います。
 
※レビューに「小さな鞄に入れて使った
 ら、熱暴走で壊れました」というのが
 ありましたが、この使用目的って…
 かなり怪しい(笑)。
 
 私は今すぐこれを買う趣味はあり
ませんが、ちょっと小金が貯まったら
(上記の理由で、当分無理ですが)、
買いたいアイテムですね。公園とかで、
小さな三脚に立てて、ぼーっと記録
して、あとで懐かしむとか…。
 
 カセットデンスケ10万円、
DAT携帯デッキ(DATデンスケは、
20万円以上して買えなかったので、
KENWOOD製)12万円、
MDウォークマンPro8万円とか
買っていた独身時代(遠い目)なんて
のは買えませんが、これなら…。だって
「お高いんでしょう?」と思ったら、
これ、¥ 13,701(送料別)
なんですってよ奥様。
技術の進歩って凄いなあ。
 
 
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 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは\15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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